追い風のちょっと前を吹いている風には,どんな香りがあるだろう。
quote:ノキア社のノキア7600は,インセンティブがないこともあって,日本の端末価格の水準からみると,かなり高価だ。だが,同梱のパーツ類は凝っている。付属のイヤフォンマイクの応答用ボタンはすべり止めの下に隠れている。
前回(過去記事)の続き。わたしはもともとボーダフォンの人なのだけど,Jフォンのときの機種をずっと使ったままだったので,ノキア7600に鞍替えするためにSIMカードと交換してこなければいけなかった。で,7600ではvodafone.ne.jpのメールアドレスは使えなくなるので予備としてほかのSIMカードが使用できる機種に機種変更し,必要に応じてSIMカードを7600に入れて使おうかとも思ったんだけど,機種変更するのも2〜3万円ぐらいかかる機種しかなかったので,SIMカードに替えてもらうだけにしてきた(手数料は2000円ぐらいだった)。で,そのときボーダフォンショップの人に聞いたら,あとでSIMカード機種だけを買いに来ても,7〜8万ぐらいするだろうと云われた。インセンティブがまったくない価格だと,7600の価格とたいして変わらない,ぃゃ,7600の性能を考えたら,かえって安く抑えられていると感じている。
前回,MP3プレイヤーをメインとして使っていると書いたが,胸ポケットに端末を入れて付属のイヤフォンでMP3を聞いているときに電話がかかってきたら,イヤフォンのケーブル途中にあるボタンを押し,そのボタンのところをマイクとして電話に出られる(MP3の再生は,通話中は自動的に止まる)。かけるときも登録しておいた言葉をマイクにしゃべるとダイヤルしてくれるので,端末を胸ポケットから出さずにすんでしまう。また,このマイクはボイスメモとしても使えるので,1分以内のメモとして使える。マックOS XではiSyncが使えればiCalやアドレスブックのデータも一気にやり取りできるがそれはできない。が,アドレスブックは「カード」メニューからブルートゥースで1つずつ送信することはできる。再度入力しなくてもよいので助かった。という感じで,使い方の幅が激しく広い,そんな携帯電話であると感じている。
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